【テキサス州サンアントニオ3月31日(日本時間1日】米男子ツアー「テキサス・オープン」初日(TPCサンアントニオ=パー72)、松山英樹(30=LEXUS)は2オーバーの104位と出遅れた。連覇がかかるゴルフの祭典「マスターズ」(7日開幕)へ不安の残る初日となった。

 松山は1か月前の「アーノルド・パーマー招待」の大会中から首周辺の痛みを訴え、3週前の「プレーヤーズ選手権」は初日スタート前に棄権。先週の「デルテクノロジーズ・マッチプレー」は欠場し、ようやく「マスターズ」前哨戦で復帰したが、開幕前日のプロアマ戦を欠場した。

 まだ復調途上のようでこの日は本調子とはいかず、前半は9番パー4でダブルボギーが出るなど、4オーバーまでスコアを落とし、後半は15番まで3つのバーディーを奪ったが、16、17番の連続ボギーで伸ばし切れなかった。2日目は今季初の予選落ちとの戦いを強いられてしまった。

 首位は7アンダーのラッセル・ノックス(英国)。来週にプロとして初めて「マスターズ」へ出場する金谷拓実(Ygibo)は2つのダブルボギーを叩くなど、5オーバーと崩れて133位で初日を終えた。