WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太(帝拳)に勝利したIBF世界ミドル級王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が感謝の言葉を口にした。

 9回TKO勝ちした世界的スーパースターは「素晴らしい舞台を用意していただいた、すべてのみなさんにお礼を申し上げたい。村田選手と、そのチームにもお礼と称賛を送りたい」とし「村田選手は五輪チャンピオンでスーパー王者にふさわしい戦いを見せてくれた」と、激闘を繰り広げた対戦相手をたたえた。

 ゴロフキンは2020年12月以来1年4か月ぶりの試合。スペイン紙「マルカ」など各メディアによると、村田に勝利し、2本のベルトを保持するチャンピオンは9月に過去1分け1敗の世界4階級制覇王者〝カネロ〟ことサウル・サルバレス(メキシコ)と3度目の対戦に臨むことが濃厚という。