昨年11月、99歳で亡くなった作家・瀬戸内寂聴さんのドキュメンタリー映画「瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと」が5月27日に公開される。

TBS系「情熱大陸」などで知られる中村裕監督が17年にわたって密着。法話では「恋愛は雷のように落ちてくる」「人間が一番成長するのは恋愛」などの名言で人々を魅了した寂聴さんが自宅(寂庵)の台所で号泣したり、子どものように笑う姿も記録している。

今年5月に迎えるはずであった寂聴さん100歳の誕生日に向けて製作された作品で、死の直前まで現役作家を貫き、人生を楽しんだ姿は高齢化社会を生きるヒントになりそうだ。