お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(52)が19日、日本テレビ系「スッキリ」に生出演。吉野家の常務取締役が、大学の社会人向け講座で不適切な発言をしたことについてコメントした。

 吉野家の常務取締役の伊東正明氏(49)は、16日に行われた早稲田大学主催の講座で、若い女性向けのマーケティングの比喩として「生娘がシャブ漬けになるような企画」と発言。

 同大によると「田舎から出てきた右も左もわからない若い女の子を、無垢生娘のうちに牛丼中毒にする」とも発言していたという。

 番組内での専門家の指摘に、加藤は「あまりに無防備。SNSで拡散される覚悟がなかった。さらに考えの古さ、倒錯していないか…。本当にそうですね」と話した。

 さらに「地方の女性たちって言ってますけど、地方にも吉野家ありますからね…。言ってることにも整合性ないなという感じがします」と表情をしかめ、「突発的に出た感じでもないし、時代の流れにアップデートできていない感じがしますね」とコメントした。

 発言を受けて、吉野家は公式サイトに謝罪文を掲載。同社は18日付で、同社執行役員および株式会社吉野家取締役から同氏を解任したことを発表した。