中日の立浪和義監督(52)が22日からの本拠地バンテリンドームでの首位・巨人3連戦(バンテリン)に向け、平常心で臨む。

 21日はナゴヤ球場でのソフトバンクとの二軍戦を視察した後、一軍練習が行われたバンテリンドームにも姿を現し、精力的に動き回った。巨人とは開幕3連戦(東京ドーム)で1勝2敗と負け越して以来の対戦となるが、指揮官は「今、一番勢いのあるチームなので。また(相手エースの)菅野が来ますし、ウチは柳というところでシビアな展開になりそうだが、何とか点が取れるように」と警戒する。

 ここまで11勝8敗で貯金3のリーグ3位と好位置をキープ。首位・巨人叩きの秘策について指揮官は「それは普段と変わりませんよ」と自然体を強調。その上で「でもミスも多いので、相手のチーム状態が良くて、強ければ強いほどミスした方が負けるので。しっかりできることをするということがまず一番大事。そこそこの失点でしのいでくれると想定して、やっぱり点が取れないと勝てないので。早い回からしっかり仕掛けられるようにやっていくしかない」と話した。