今季6試合目のスタメン起用に応えた。広島の堂林翔太内野手(30)が23日のDeNA戦(マツダ)に「1番・左翼」で先発出場。初回先頭では遊飛に倒れたが、3回二死二塁でDeNA先発・上茶谷から先制の1号2ランを放った。

 バックスクリーン左への大きな一発。堂林の本塁打は2020年10月30日の中日戦以来、2年ぶりだ。これにはベンチ前でキャッチボールをしていた先発の森下も思わず両手を挙げてガッツポーズを見せたほど。

 表情を変えずにダイヤモンドを一周したコイのプリンスだが、ベンチに戻り佐々岡監督や首脳陣、ナインとグータッチすると笑みがこぼれた。

 堂林は「自分のスイングでしっかりとらえることができました。先制することができて良かったです」と話した。