料理研究家のリュウジ氏が24日、ツイッターを更新。吉野家幹部の不適切発言「生娘シャブ漬け戦略」をめぐる余波について言及した。

 ネット上では「生娘シャブ漬け戦略」への批判から発展して、日本で流行している韓国の味付け卵「麻薬卵」についてもヤリ玉に上げられていた。ネーミングの過激さはどちらも同じではないかという意見だ。

 リュウジ氏はそうした違和感を記したツイートを引用した上で、「『生娘シャブ漬け戦略』はマーケターがその場で考えた造語ですが『麻薬卵』はそういった名前の料理が本当に韓国にあるので、ある意味原作と文化のリスペクトなんですよね 勿論、お気持ちはわかりますが、理由があるということも知ってほしいです」と見解を示した。

 続けて、日本にも物騒な名前の料理があるとして、酒の「鬼殺し」や徳島のお菓子「はんごろし」、アンコウ鍋の「どぶ汁」、「馬糞ウニ」を紹介。「人によってこれらも不快かもしれませんがこういう表現は淘汰されてほしくないとは思います」とツイートした。

 リュウジ氏のツイートには「うまいもんが正義」「元々そういう料理名なんですね」「言葉狩りで料理の名前が変わっていきそう」などいろんな意見が寄せられていた。