女子プロレス「スターダム」のゴッデス王座を保持する〝闇の黒虎〟スターライト・キッドが、「FWC」(コグマ&葉月)のプライドをズタズタに引き裂いた。

 渡辺桃とのタッグ「ブラックデザイアー」で、V2戦(5月5日、福岡国際センター)ではFWCを迎え撃つ。

 キッドは27日の調印式で「挑戦表明してきて以来、アピールが少なすぎて相手がFWCだと忘れるところだったわ」と〝口撃〟を仕掛けるや「特に何の結果もなく、何が変わったのか分からない状況での再戦だけど、要求してきたんなら、それなりのもの見せてくれるってことだよね?」と続けた。

 3月26日の両国大会でFWCからベルトを奪取した。今回は福岡出身の2人から挑戦を受ける形となったが、キッドは「こいつらを地元で大恥かかせてV2して、FWCとはグッバイしたいんだよね」と言い放ち、にやりと笑った。

 すると、話題はやや脱線して「29日の大田区(総合体育館大会)からブラックデザイアーのポートレートが販売されます。福岡でも発売されるので『今日防衛したいいタッグ王者だな』という思い出を持ち帰って」と大江戸隊〝広報部長〟としての仕事も忘れなかった。

 戦前から屈辱を味わったFWCの奮起に期待したいところだが、果たして…。