ドイツ2部デュッセルドルフが、川崎フロンターレから期限付き移籍中だった日本代表MF田中碧(23)を完全移籍で獲得すると発表。中国で「田中を見習え」の声があがっている。

 中国中央電視台でサッカーなどの解説を担当した有名解説者の韓喬生氏は、自身のSNSで田中碧から学ぶべきという主張を展開した。

「中国の選手は、彼と同じことができるのか? 日本代表の田中碧の成績の良さから、最終的にデュッセルドルフが2025年までの長期契約を結んだ。球団が彼を高く評価している証拠だ。努力を重ね、チームに受け入れられた」と田中を称賛。

 さらに中国国内リーグでプレーする選手に対し「多くの(中国)国内選手は現実的に考えよ。欧州の下部リーグで練習し、本当に自分を向上させてから最終的に欧州のハイレベルなリーグに適応する力を付ける必要がある。一気に5大リーグに到達しようとなんて考えるな。本当にそんな力はないんだよ」と現実を知るように求めた。

 カタールW杯出場も逃し、もがく中国サッカー界。雑草魂で海を渡る選手は出てくるか。