川口オートのSG「第41回オールスター・オートレース」は1日、優勝戦を行い、鈴木圭一郎(27=浜松)が逃げ切り、連覇を決めた。この大会3度目、SGは11回目、通算では57回目の優勝となった。

 湿走路の優勝戦。試走は内側を走ったが「外の方が車速が伸びる感じだった。同じように降ってたら外に行こうと思ったけど、スタートラインについたら全然水気がなくて。好みの走路になっているなって思ったし、自分を信じて走ろうと思った。スタートもうまく決まった」と冷静に走路状況を見極め、スタート力を発揮して先手を取り逃げ切った。

 エンジンも「晴れがいい感じの音でした。結果的に良かった」と仕上がっていた。今回は初の6日間開催、6着発進から整備に次ぐ整備で立て直しVにつなげた。「あっという間でしたね。いろいろやったから。初日勝ててたら、たぶん今日はない」と振り返った。

 大会連覇を達成し改めて「感謝の気持ちを忘れずに1走1走、走っていきたいと思います」と決意表明。今後も期待に応える走りを見せるつもりだ。