新庄ビッグボス「どんどんやる」トレード活性化プラン 「7対7!?大型すぎるでしょ」

 日本ハム監督の新庄剛志ビッグボス(50)が2日、トレード活性化プランをぶち上げた。「こういう選手はよそに行った方がいいとか、ウチに来た方がいいとか、というのをどんどんやっていきたい。お互いのためにも」と訴えた。

 チーム強化以上に、選手個々への思いがある。「フェン直の当たりが、(球場が)狭かったらホームラン。それが自信につながって、グッと化ける選手もいるだろうし。足の速い選手がここ(札幌ドーム)に来たらつかめるチャンスが増える。そういうのを作っていってあげたらその子たちのためにもなる」と熱く語った。

 自身もメジャー時代の01年12月にメッツからジャイアンツへのトレードを経験した。「あの時はマイナスだった」と苦笑い。「メッツ1年目のシーズンが終わった次の日に、ボビーから『来年の開幕は4番で行くから準備しておいてくれ』って。気が付いたらトレード。まあ気合入らなかったね。ニューヨークが好きだったから」と振り返った。

 目指すのはチームにも選手にもプラスになるトレード。「どんどんできたらなと。7対7くらいの(笑)」とボケて「大型すぎるでしょ(笑)」とノリツッコミ。「俺が決めることではないけど、案は出すよ」。自身に決定権はないが、球団に訴えていく考えだ。

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