気迫のプレーを見せた。広島の小園海斗内野手(21)が3日の巨人戦(マツダ)に「7番・遊撃」で先発出場。試合前の打率は1割5分3厘と打撃不振に陥っていた若ゴイだが、この日は4打数3安打2打点と結果を出した。

 4月5日の巨人戦以来、今季2度目の3安打に小園は「気合っす。気持ちっす」。4月27日のヤクルト戦から5試合連続で無安打が続いていたこともあり「今日で(先発出場は)最後だと思ってやってました」と明かした。

 また小園は「結果が出てないんで(チームに)迷惑しかかけてなかったんで…」と苦しい気持ちを吐露。「今日スタメンを言われた時は最後かなって(思った)。開き直ったと言ったらおかしいですけど、気持ちでいってました」と語った。

 少しずつではあるものの打撃フォームの修正は進んでいる。「ちょっとずつ良くなってると思うので(それを)変えずにできたらなと思う」と小園。「今日はしっかりとチームに貢献できたので良かった」とホッとした表情だった。