女子ゴルフの渋野日向子(23=サントリー)が18日、国内ツアー今季初参戦となる「ブリヂストンレディス」(19日開幕、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C)の公式会見に臨んだ。

 今季から本格参戦している米ツアーでは、先月の「ロッテ選手権」(ハワイ州)の2位を含む3回のトップ10入りを果たし、来季シード権のメドが立ったことで、かねて検討していたこのタイミングでの国内参戦を決めた。この日はプロアマ戦などで最終調整を行った渋野は、自身の戦いぶりについて「3回のトップ10はよかったと思うし、ハワイのすごい風の中、上位で戦えたのは自信を持つキッカケになった」と手応えを口にした。

 そんな成長を国内初参戦で披露したいところ。総距離6713ヤードと長く、グリーンの小さいコースは、うってつけの舞台だ。渋野は「ハードなセッティングになっているので、4日間戦えるように頑張りたい」と意気込んだ。

 今大会後には「全米女子オープン」(6月2日開幕、ノースカロライナ州)へ直行するため「(今大会の)難しいセッティングで、自分がやりたいマネジメントをできるかが大事。全米女子オープンもそういうところが大切になると思う」。今季2戦目の海外メジャーも意識してプレーする。

 ハワイからの3連戦で蓄積していた心身の疲労は、今回の一時帰国でリフレッシュ。「実家のワンちゃんに遊ばれました」と言えば「(実家で)すき焼きを食べました。タレを使わない母の味がめちゃくちゃしみました」としみじみ。帰国したら食べると決めていた大好きな抹茶のスイーツにも舌鼓を打った。しっかりチャージを完了させ、今季国内初参戦での結果を目指す。