【イングランド】今季リーグ最終戦で首位マンチェスター・シティーはホームでアストンビラを3―2で下し、2季連続8度目のリーグ制覇を果たした。日本代表MF南野拓実(27)の所属する2位リバプールは本拠地でウルバーハンプトンに3―1で逆転勝ちしたものの、勝ち点1差で2季ぶりの優勝はならなかった。南野はベンチ入りも出番がなかった。

 日本代表DF冨安健洋(23)のアーセナルはホームでエバートンに5―1で勝利も5位で来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃すも欧州リーグ(EL)出場権を獲得した。冨安はベンチ外。4位トットナムの韓国代表FW孫興民は5―0で勝利した敵地ノリッジ戦で2ゴールをマーク。通算23得点でリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーと並んでアジア人初の得点王になった。

【スペイン】日本代表MF久保建英(20)のマジョルカは敵地でオサスナに2―0で勝利し、16位で1部残留を決めた。久保は3試合連続のベンチスタートで出番なし。今季リーグは28試合出場(先発17)の1得点だった。

【ベルギー】上位プレーオフ最終節、日本代表MF三笘薫(25)とDF町田浩樹(24)が所属するサンジロワーズはMF三好康児(25)のアントワープに0―1で敗れた。三笘はフル出場、町田は後半13分から出場し、三好は後半46分に交代。2位サンジロワーズは来季の欧州CL予選、4位アントワープは欧州カンファレンスリーグ(ECL)予選の出場権を獲得した。

【イタリア】首位ACミランはアウェーでサッスオロに3―0で勝ち、2010―11年シーズン以来となる11季ぶり19度目の優勝を決めた。サンプドリアの日本代表DF吉田麻也(33)は敵地インテル戦で9試合ぶりにスタメン出場するも0―3で敗戦した。吉田は後半32分までプレー。チームは15位でシーズンを終えた。