アルピニストの野口健氏(48)が25日、ツイッターを更新。これまでヒマラヤ遠征などをともにしてきた日本の第一人者として知られる山岳カメラマンで、米アラスカ州のデナリ国立公園にある高峰ハンターで滑落した事故で亡くなった平賀淳氏(享年43)への思いをあらためてつづった。

野口氏は、平賀さんの訃報記事を貼り付け、「平賀さんとはエベレストの清掃時代から共にヒマラヤで過ごしてきました。日本の活動でも多くで一緒。とにかく明るくてムードメーカー。シェルパ達も皆さん、淳くんの事が大好きで。とてつもない喪失感。寂しくなるな」と吐露した。

また、平賀さんの経歴を紹介した動画には故人の若かりしころの姿も見られ、「このNHKのニュース。一緒にエベレストに登った時の映像。スタジオの淳くん、若いな。すました顔でカッコつけていますがこれもまた淳くん。生き生きしています。スタジオトークしている平賀さんの姿を眺めていたら走馬灯の様に共に過ごした日々の様子が頭の中を駆け巡りました」としのび、「早く帰って来ないかな」と待ちわびた。