中日は26日の西武戦(バンテリン)に6ー3で勝利し、連敗を7でストップ。先発の松葉が5回1失点の好投で2勝目をマークすれば、久しぶりに打線がつながり中盤に一挙6点を奪った。

 以下は立浪和義監督(52)との主な一問一答。

 ――4点リードの9回途中でR・マルティネスを投入

 立浪監督 セーブの付く場面だったら行くとは言っていたが、やっぱり(9回の頭から登板した)藤嶋も5点あったら本当は藤嶋で締めてもらえば一番良かったんですけど。でも、ずっとこれだけ負けていたので、こういう苦労はあると思う。

 ――今日に関しては打線がいい形でつながった

 立浪監督 今日に関してはですか? 失礼な言い方じゃないですか(笑い)。まあ、確かにそうですけど。おっしゃる通りでございます。今日は何とか(高橋)周平とか阿部とかでもボールを長く見て何とかしようという。その姿勢はこれからも(やってほしい)。ここではホームランが出るわけではないので続けていかないと。今日はそれがいい形になった。

 ――みんなに逆方向を徹底させた

 立浪監督 そうですね。追い込まてからやっぱりボールを長く見て。ズバッと内角へ来てやられることもあるが、読みの中で引っ張ることもいいんですけど、やっぱりチャンスではどこかで踏ん切りをつけていかないと。今日はいいタイムリーがつながったかなと思う。

 ――追加点が順調に入った

 立浪監督 こうやって連敗しているときって、松葉は基本5回までという形ですから、出る投手は1点でも多い方がいい。(僅差では)プレッシャーがかかっていくので。勝ってまた流れが変わっていけるように。一つ、どんな形でも勝たないと流れって来ないんでね。今日はとりあえず連敗が止まったんで、どれだけ続くんかなと思ったけど。一つ勝って良かったですね。

 ――今日は試合前に投手陣も円陣に加わっていた。監督もゲキを飛ばしたのか

 立浪監督 いや、何も飛ばしてないですよ。いつも飛ばしていたんですけど、もう飛ばす言葉もなくなってきたので、選手だけで。

 ――連敗中は眠れなかったりしたのか

 立浪監督 眠れないというか、寝起きというか、起き上がりが悪いですね。病は気からじゃないですけど、すかっとした(起き方ではなく)まぶたが重かったですよ。

 ――連敗ストップで気持ちも楽に

 立浪監督 まだまだ、この連敗で借金をたくさんつくってしまったので。1個ずつでも取り返していけるようにやっていかないといけない。

 ――高橋周を8番で起用した

 立浪監督 昨日まで内容は良くなかったんで、こっちは何とかきっかけをつかんでもらいたいということで、今日は3本打ったので、何かつかんでくれればなという思いはあります。

 ――内容的には

 立浪監督 今はちょっと体が前に流れるというのをなくそうということで、今日に関して言えば、良かったところもあるのでは。

 ――ビシエドの打撃は

 立浪監督 昨日よりは前に突っ込んでいなかったと思うが、今日は結果的に変化球を2本打ったけど、とにかく練習はそんなに悪くないが、試合になれば投手の方に行ってしまう。本人もそれは分かっているんですけどね。こうやって今日も結果が出てまた変わってくればいいなと思う。