西武のディートリック・エンス投手(30)が29日のDeNA戦(ベルーナ)に先発、6回80球を投げ3安打2失点だった。

 150キロ台後半のストレートにカットボール、チェンジアップを織り交ぜて4回まで6つのゴロアウト、3飛球、3三振と完全投球を続けていたエンス。しかし、5回先頭の牧に甘く入ったカットボールを13号ソロ、6回にも佐野にストレートを5号ソロとされ2失点。2―2の同点のまま降板し勝ち負けはつかなかった。

 エンスの話=今日は勝ち投手にはなれなかったけど試合に勝てたことが一番だよ。マウンドでの状態は良かったし、自分のピッチングができた。また試合を作れたことも良かった。ただ、ホームランを打たれた2球はいずれも失投だったね。しっかりと抑えるところは抑えるなど、次回以降は、厳しくいかないとね。そこは反省。ただ、あらためて言うけど栗山さんが最後決めてくれたのがこの試合の全てだよ。クリヤマサンノオカゲ!