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7キロ増!山田涼介『鋼の錬金術師』で壮絶肉体改造

山田涼介
山田涼介 - (C) 2022 荒川弘/SQUARE ENIX (C) 2022 映画「鋼の錬金術師 2&3」製作委員会

 世界中に多くのファンを持つ荒川弘の人気コミックを実写映画化した『鋼の錬金術師』シリーズで主人公エドワード・エルリックを演じた山田涼介。2017年公開の映画から約5年という歳月を経た、完結編『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』では、共演者からも「中性的な魅力から、男らしくなった」と絶賛されるほどの肉体改造に挑んだ。「何回吐いたかわからない」という山田が壮絶なボディメイクについて語った。

【写真】山田涼介の宝物!「鋼の錬金術師」オリジナルの原画

 物語のラストまでを描いた完結編。原作を最後まで読んでいるファンであるならば、エドの壮絶な闘いの結末を想像することができるだろう。山田自身も「パート1をやっているときから、続編があるなら、しっかり肉体をつくらなければいけないと思っていました」と常に心の片隅にはあったという。

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 長い期間が空いたものの、ついに続編が動き出すという一報を受けた山田。撮影の半年前から「週4~5で、筋トレを始めました」と準備を開始した。「半年間というのは、体づくりをする期間としては非常に短い。理想の体まで持っていくのは、かなり難しい」と語ると、そんななかでもっとも意識したところは“肩”だという。

 パーソナルトレーナーのもと、ときには深夜にトレーニングを行うことも。「正直、何回吐いたかわからない」というほど作品に必要なエドの体を得るために自身に負荷をかけた。「本当に辛かった」と山田は当時を振り返る。

 山田のパーソナルトレーナーを務めた人物は、“肩”のトレーニングが有名で、メロン肩と言われている人物。山田は「まあメロンにはなりませんでしたが、ジャガイモ肩ぐらいにはなったのかなと思います」と笑うと「もともとヒョロヒョロだったので、かなり変わったと思います。筋肉だけで7キロぐらい増やしました」と証言。続けて山田は「完全に満足できる体ではなかったかもしれませんが、できる範囲でベストは尽くせたと思います。いつかビフォアアフターの写真を公開しようかなと思っています」と語っていた。

 山田の変化に、ディーン・フジオカもイベントで「山ちゃんの肩回りがすごかった。三頭筋がパワーアップした」と語っていたように、役のために過酷なトレーニングを課した山田演じるエドの姿は必見だ。(取材・文:磯部正和)

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