メキシコへの無期限武者修行にたつノアの宮脇純太(24)が、30日の川崎大会で清宮海斗を相手に壮行試合に臨み壮絶に散った。

 試合では宮脇が先輩の清宮にエルボーを連打するなど果敢に挑むが体格差もあり、はね返される展開が続く。中盤には逆エビ固めで捕獲され悲鳴をあげさせられた。反撃にでる宮脇はスイングDDTを決めるなどしたが、その牙城を崩すことはできず。最後はエルボーを受けて力なくヒザをつき、なんとかしがみついたところを猛虎原爆固めで投げられて3カウントを聞いた。

 試合後、力を使い果たしたのか宮脇はノーコメント。一方、完膚なきまでに後輩を叩きのめし快く送り出した清宮は「お前が帰ってくるころには、新しいノア、俺がいってやるからな。お前にも俺は負けないよ。デカくなって帰ってこれると思う。期待してるよ」とエールを送った。