アーティストのKAORUKO(56)、タレントの松本伊代(56)が31日、都内で個展「Femina(フェミーナ)」の開催に伴い、会見を行った。

 新井薫子という名前でアイドルとして活動していたKAORUKOは、イラストレーターに転身。ニューヨークに拠点を移し、アート界で存在感を示している。

 今回個展を行うことになり、高校時代の同級生の松本がお祝いに駆けつけた。

 制服姿の16歳の松本を描いた絵を前に、KAORUKOは「もし私たちが違った人生を送っていたら、待ち合わせをして遊びに行ったり、買い物をする未来もあったのかなと思って、描かせていただきました」と話した。

 松本は「嬉しい。かわいいし、独特な世界観を持っていて。どんな風に描いていただけるんだろうと興味を持っていました」と語った。

 松本やKAORUKOは、花の82年組として知られ、他にも数々のアイドルが誕生した。

 また、アイドル時代の松本を振り返り、KAORUKOは「伊代ちゃんは、学校でも1番かわいくて。木箱の中にたくさん衣装があって。楽屋でもまさにアイドル。憧れでした」と明かした。

 個展は、東京・西武渋谷店B館8階「美術画廊・オルタナティブスペース」で、6月1~19日まで開催される。