難病の「潰瘍性大腸炎」を患っていることを公表しているシンガー・ソングライターのMACO(31)が22日までに公式サイトを更新。症状の悪化にともない、7月31日および8月13日に開催予定だったライブを中止する発表した。

公式サイトは「この度、2022年7月31日(土)、2022年8月13日(日)にBillbord Live大阪、横浜で開催を予定しておりました『MACO Miss You Summer 2022』の公演を中止とさせていただきます。MACOは『We Promised. Tour 2022-Acoustic&Pop』のツアーファイナルを終えてから、持病でもある「潰瘍性大腸炎」が悪化し、今現在まで治療を続けて参りましたが当面はライブの開催が困難であるとの判断に至り、開催の中止を決定致しました」と説明した。

「開催の実現に向けて期日の直前まで可能性を模索していた為、中止の発表が直前になってしまった事を深くお詫び致します。MACOのライブを楽しみに待っていただいていたファンの皆様、関係者の皆さまには重ねて中止のご案内をせざるを得ない状況、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「今後のMACOの活動に関しましては、病気の療養に専念させていただき、また改めて報告させて頂きます」とした。

MACOは自身のツイッターで「久しぶりの更新がこんな形のご報告となり申し訳ない気持ちで一杯です。長い間お伝え出来ずにいましたが、6月のツアーを終えて潰瘍性大腸炎の症状が悪化し、なんとか乗り越えられるだろうと過信していた夏のライブも、お医者さんの判断で中止とする運びとなりました」と説明。「楽しみにしてくれていた皆様本当にごめんなさい」と詫び、「暗い話になってしまいましたが、少しずつ寛解期に向かっております。ストレスから離れ、好きなことをする時間を今は楽しみ、引き続き回復に努めて行きたいと思っております」とした。 

MACOは昨年4月、難病の「潰瘍性大腸炎」を患っていることをYouTubeチャンネルで公表していた。

潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜(最も内側の層)にびらんや潰瘍ができる大腸の炎症性疾患。MACOは19歳の時に、原因不明の腹痛から始まったといい、その後の入院や食事療法で、症状が落ち着く「寛解期」を迎えたというが、過去のツアー中に入院したこともあったという。