Hey!Say!JUMP山田涼介(29)が主演するフジテレビ系連続ドラマ「親愛なる僕へ殺意を込めて」(水曜午後10時)第7話が16日放送され、平均世帯視聴率が4・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが17日、分かった。

初回から4・5%、3・5%、3・7%、3・6%、3・9%、3・4%だった。

平均個人視聴率は2・5%だった。

初回は2・7%、2・0%、2・1%、2・0%、2・1%、1・9%だった。

デビュー15周年の山田が演じる浦島エイジは明京大の2年生。15年前の連続殺人事件「LL事件」の犯人、八野衣真(早乙女太一=31)の実の息子であり、加害者遺族として苦しんできた。ある日、自身が二重人格と気づき、最近の猟奇殺人事件の犯人は自分ではないかと疑い、真相を解き明かしていく。主人公と深く関わるヒロインのナミを川栄李奈(27)、謎を持つエイジの恋人の雪村京花を門脇麦(30)が演じる。

驚愕(きょうがく)の“二重人格サスペンス”の原作となる同名コミックは、井龍一氏の原作、伊藤翔太氏の作画。「ヤングマガジン」(2018年5月~19年8月)、WEBコミック配信サイト「コミックDAYS」(19年8月~20年9月)で連載され、累計130万部突破している。

第7話で、エイジのもう一人の人格“B一”は、京花を刺したのはLLだと知る。そんなB一の前に現れたのは、京花を刺した容疑者となっているエイジを追って、ナミを尾行していた刑事・桃井薫(桜井ユキ)だった。LLが生きているというB一の話を聞いてしまった桃井は、自殺したエイジの父・八野衣がLLだと結論づけた捜査結果に疑念があることを伝え、B一に3日の猶予を与えると言う。その間に父親の無罪を証明してみせろ、というのだ。また桃井はもう一つ重要な情報を明かす。「この事件には警察の人間が深く関わっている可能性がある」と。

桃井は、15年前に起きたことをB一たちに話す。15年前の4月20日の午後5時頃、警察は匿名の通報から八野衣の潜伏場所を突き止めた。だが、その6時間前の午前11時頃、ある老婦人から八野衣らしき男を見かけたという通報がすでにあった。捜査本部に老婦人からの情報が伝わったのは同日の午後8時。つまり、警察内部の何者かが意図的に情報を遅らせたのだ。「おそらく、八野衣真を殺しに行くためだ」。桃井はB一とナミにそう告げた。

B一は、エイジになりすまして義理の父・亀一(遠藤憲一)に連絡を取り、ナミが運転する車で彼に会いに行く。亀一は、B一に荷物が入った紙袋と金を手渡すと「いつかは話さなければいけないと思っていたことがある」と切り出した。