SKE48青海ひな乃(22)が、アジア各都市で展開中のAKB48グループ選抜メンバーによるグローバルユニット「Quadlips(クアドリップス)」に参加することが29日、明らかになった。

48グループでは、11年にインドネシア・ジャカルタを拠点とするJKT48の結成以来、アジア各地に海外姉妹グループを展開する中、今回は、名古屋(SKE48)、ジャカルタ(JKT48)、バンコク(BNK48)、マニラ(MNL48)、の4都市から海外進出を積極的に望む選抜メンバーを招集し、バンコクに拠点を置く形で、初のアジア横断ユニットが結成されることになった。48海外姉妹グループの海外ライセンス事業全般を運営している日本法人の「株式会社Superball」による新プロジェクトで、かつて日韓合同グローバルプロジェクト「IZ*ONE」を運営した経験のある同社が、東南アジアをベースに多種多様なカルチャーを取り入れた活動を計画しているという。

Quadlipsは、青海のほか、JKT48の3期生のFENI(24)、BNK48の3期生のFAME(19)、MNL48の1・5期生のCOLE(21)による4人組。青海はHINAとして活動していく。

これまで海外経験もないという青海だが「こんなすてきなチャンス逃したくない! と思い、割と即決で行くことを決意しました」と明かした。すでにSKEでの活動を一時休止することを発表していたのも、今回のユニットに参加するためと明らかになった。「初めてSKE48という輪から一歩外の世界に出るのは不安もありますが、この5年で学べたことをいかしてさらに大きくなって帰ってきたいと思っています」と意気込んでいる。

Quadlipsの結成はこの日行われたBNK48のコンサート内で発表され、11月からバンコクで活動開始。24年1月に全世界デビューを予定している。

青海のコメント全文は次の通り。

初めて聞いた時は、ドッキリだと思いました! 私は海外に1度も行ったことがないし、生まれも育ちもずっと愛知県なのに1人でやっていけるか正直不安でいっぱいですが、私の人生の中で海外で仕事をする経験があると思っていなかったので、こんなすてきなチャンス逃したくない! と思い、割と即決で行くことを決意しました。英語も話せないのに、タイ語の環境で過ごすのは語学という高い壁がありますが、だからといって諦めたくないし、学びも含めて活動をしていきたいと思っているので、ゆっくりではあると思いますが、負けず嫌いな性格をここでいかして成長できたらいいなと思っています。バンコクで一緒に活動するメンバーも優しくて思いやりのある子ばかりなので、私も彼女たちを支えられるようにメンバーの1人としても頑張りたいと思います。

いつも応援してくださっているファンの皆さんにはびっくりさせてしまいましたが、私の選択を心から応援してくれる皆さんに本当に感謝しかありません。高校3年生から約5年間SKE48で活動してきて、初めてSKE48という輪から一歩外の世界に出るのは不安もありますが、この5年で学べたことをいかしてさらに大きくなって帰ってきたいと思っています。バンコクにも遊びにきてほしいですし、私も日本でライブができるように頑張りますので、これからも引き続き、離れていても応援よろしくお願いします!!