テレビ朝日系連続ドラマ「離婚しない男-サレ夫と悪嫁の騙し愛-」(土曜午後11時半)の第8話が9日、放送される。

主人公の妻役を演じる元AKB48の篠田麻里子(37)の体当たり演技がX(旧ツイッター)で話題となり、「篠田麻里子」がトレンド入りした。第1話では不倫相手役の小池徹平と濃厚なキスを交わし、キャミソール姿やランジェリー姿を披露している。第2話では、椅子に座っている篠田が、不倫相手の小池からパンティーをずり下げられ、「あ~」と奇声を発する1シーンが注目を集め、篠田の“新境地”が話題となっている。

第8話では、財田が弁護士を目指すきかっけとなった、自身の悲しい過去を渉にカミングアウトする。その話を、裕は複雑な表情で立ち聞きする。また、マサトの子の妊娠が発覚した綾香は、そのことをマサトに報告すると、2人は「今日は人生最良の日だ!」と大喜びするも、そこに芸能事務所「ポールサニープロダクション」の社長・大洗美子(観月ありさ)が登場。する。

彼らの不倫の事実を知った大洗は大激怒。ハエたたきでマサトを殴打しながら「汚らわしい! このドすけべなカメムシが!!」と“おさむワールド”全開の強烈なセリフも飛び出す。さらに大洗は綾香にある提案をする。最終回目前で、物語はいよいよ大詰めに突入していく。

今回、SNSをさらに賑やかにしそうな新たな「強キャラ」である大洗を異色の怪演で体現するのは観月ありさ。出演にあたり「おさむさんの過去作の、すべての要素が詰まっているようなぶっ飛び具合」と語った。

今作で観月は、鈴木おさむ氏脚本作「奪い愛、高校教師」(2021年/テレビ朝日系)で見せたバイオリンを再び披露する。さらに、財田のドラム、裕の華麗なタップダンスも合わさり、おなじみの数原龍友(GENERATIONS)がカバーする「最後の雨」をスペシャルバージョンで放送される。やがて、渉と綾香は、久しぶりに一夜をともにすることになる。また、観月とともに高橋克典も出演。財田の過去にまつわる、重要な役どころとして登場する。

同作は今年3月31日をもって32年間活動してきた放送作家業と脚本業から引退することを発表した鈴木おさむ氏が地上波連ドラ最後の脚本を務める。大竹玲二氏の同名人気漫画が原作で、妻の不倫を目撃して離婚を決意した、伊藤淳史(40)演じる主人公が、娘の親権を得るべく弁護士や探偵らとともに奮闘する物語。

2日放送の第7話が配信わずか3日で、120万回再生を突破(1,230,096再生 期間3月3日-3月5日)し、第1~7話の再生数合計がついに2500万回再生を突破し、絶好調をキープしている。

▼第8話あらすじ

司馬マサト(小池徹平)の策略によってハニートラップを仕掛けられた岡谷渉(伊藤淳史)。だが渉は、それを事前に見抜いたすご腕の弁護士・財田トキ子(水野美紀)に救われる。同時に財田は、探偵・三砂裕(佐藤大樹)の裏切りに気付くも、裕はマサトから大切な人をあやめると脅されていたことを知るのだった。

やがて財田は渉に、自身が弁護士を目指すきっかけとなった元夫・孝弘(高橋克典)との、ある過去の出来事を語り出す。一方、マサトの子を妊娠した渉の妻・綾香(篠田麻里子)は、マサトにそのことを報告。人生最良の日だと2人で喜び合うが、マサトと綾香の不倫の事実を知った芸能事務所の社長・大洗美子(観月ありさ)は大激怒する。

そして大洗は、ある提案を綾香にするのだった。その後、綾香からの誘いで、渉と綾香、愛娘・心寧(磯村アメリ)、渉の父・茂(利重剛)の4人は家族旅行に出向くも、渉は綾香が何かをたくらんでいると警戒する。