声優保志総一朗(51)下野紘(44)が18日、都内で、人気アニメ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの完全新作劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」(福田己津央監督)フィナーレ舞台あいさつに出席した。

同作は1月に公開され、興行収入47億、動員数280万人を突破し、ガンダムシリーズ劇場公開作品ナンバーワンの興収を記録。公開17週目の今月23日で全国規模での上映終了が決定している。

ロングラン上映の魅力について、保志は「作る側にいると作品を客観的に見られない」と苦笑い。下野は「能力が高い人たちがいる。そして、何かしらの長所と短所があって、人間くささがキャラクター1人1人ある部分が魅力」とした。

同作は全国各地をはじめ、アメリカ、タイでも舞台あいさつを行った。保志は「しみじみとありがたいなと。この時代の声優として活動して、ガンダムのオーディションを受けられる時期で、“福田ガンダム”に選んで頂けるくらいの所まで活動してきて良かったと思います。ガンダムのオーディションを受けられることも多くないですから」と喜びをかみしめた。

下野は「憧れの作品で、テレビシリーズが終わった頃に関わることはないと思っていた」とした上で「奇跡のようなタイミングでオーディションに受かったというか。関われたことは奇跡だと思いますし、劇場でどれだけ愛されているかを実感させてもらった」と感謝した。

田中理恵、石田彰、福山潤、福田監督も出席。