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小池徹平&玉木宏が、熱狂する女子高生に「聞いてくれ!」と懇願
2008年01月11日 12時08分 [邦画]
(C)筧みゆき

小池徹平&玉木宏が共演した映画『KIDS』の完成披露試写会とイベントが1月10日行われた。人気抜群の2人が顔を揃えたイベントだけあって、女子高生を中心に500人ものファンが集結。会場に2人が顔を出すと、悲鳴にも似た歓声が沸きあがる。テンションがヒートアップした会場では、司会の声はもちろんのこと、隣同士になっている小池と玉木もお互いの声すら聞こえないという状況に。そのため2人がコメントを話すときは、それぞれ「聞いてくれ!」とファンをなだめる一幕も。このイベントのために2日前からの徹夜組もあり、現在の凄まじいまでの人気がより明らかになった。

映画『KIDS』はそれぞれ幼い頃から心に傷を抱えた2人が、ある町で出会ったことから始まる物語。人の傷を自分の身体に移すことができるという特殊能力を持ったアサトを小池徹平が、荒んだ毎日を送るタケオを玉木宏が演じる。他人の傷を自分に移していくという行為は映画のラストでは思いもかけない奇跡を起こす。しかし小池、玉木共にこの能力があったとしても「傷を能力で移すことはしない」という。小池は「他人の傷を取ることが必ずしも良いことだとは限らない」。一方玉木も「傷は自分で乗り越えなければいけないもの」とあくまでクールだ。ただし欲しい能力は? という質問には、玉木は「透視能力が欲しい。理由は僕はエロだから!」とキッパリ。小池は「ギリギリまで寝ていられるから瞬間移動の能力」と、こちらの質問では性格の違いがでる結果となった。

「アサトがタケオに優しくして、タケオもアサトに優しさを返す。そうして“優しさ”というものは、他の人にもどんどん連鎖していく。親だったり友達だったりという身近な人がそばにいることが、大事なことでありがたいことだとわかる映画」と小池は本作のテーマを語る。大勢押しかけたファンに対しても、「『ありがとうございます』だけではとても伝えきれない。けれど僕たちの映画を観てもらって、伝えられるだけ伝えたい」と、常に誠実な小池らしい感謝の言葉を表した。

『KIDS』は、人気小説家・乙一のベストセラー短編小説を映画化した作品。不思議な能力を持つ少年アサトを不良の手から助けたことによって友情を育んでいく2人。自分の特殊な能力を他人に惜しみなく使い、自分自身を傷つけていくアサトのために、タケオはある提案をする。お互いに心に深い傷を負いながらも、初めての友情を大事に育てていくのだったが…。笑顔が似合う小池がその明るさと笑みを封印し懸命に生きる意味を探す少年を、ノーブルな顔立ちの玉木が不精ヒゲにボサボサ頭のワイルドな青年を演じるという意外性も話題となっている。

『KIDS』2月2日(土)全国東映系ロードショー

取材・文:筧みゆき

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