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オスカーを狙うデップに立ちふさがる強力なライバルとは?
2008年01月15日 17時10分 [洋画]
(C)2007 Warner Bros. Entertainment Inc. and DreamWorks LLC. All Rights Reserved.

13日、アカデミー賞の前哨戦となる第65回ゴールデングローブ賞が現地時間13日に発表され、『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』のジョニー・デップが「ミュージカル/コメディ部門」の主演男優賞を受賞した。また、「ドラマ部門」の主演男優賞は『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のダニエル・デイ=ルイスが受賞。今回の受賞で20冠の栄光に輝いたダニエル・デイ=ルイスと、過去2度のノミネートを受け、3度目の正直でオスカー受賞を狙うジョニー・デップ。オスカー主演男優賞の行方は両者の一騎打ちとなるのか?

1990年の『シザーハンズ』以来、これまでに8度のノミネートを受けてきたデップは朋友ティム・バートン監督とタッグを組み、人気ミュージカルを映画化した『スウィーニー・トッド』で悲願の主演男優賞を受賞。デップは妻子を奪われ、無実の罪で投獄され、殺人理髪師となって街に舞い戻った男を演じ、劇中で歌も披露している。また本作は主演男優賞だけでなく、作品賞も受賞しており、オスカーレースの有力候補として注目を集めている。

そんなデップの前に立ちふさがる強力なライバルがダニエル・デイ=ルイス。『マグノリア』や『パンチドランク・ラブ』で知られる鬼才ポール・トーマス・アンダーソン監督が20世紀初頭のアメリカを舞台に、石油発掘によって富と権力を手にする男の姿を描く『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』。ルイスは監督の強い要望により本作に出演し、ロサンゼルス映画批評家協会賞を始めとする20の映画賞で主演男優賞を受賞。1989年の『マイ・レフトフット』以来、2度目となるオスカー主演男優賞を狙う。

注目の第80回アカデミー賞のノミネートは今月22日、発表は2月24日となる。また、ゴールデン・グローブ賞の主な受賞結果は以下の通り。

■第65回ゴールデングローブ賞受賞結果
・作品賞(ドラマ部門) 『つぐない』
・作品賞(ミュージカル/コメディ部門) 『スウィーニー・トッド…』
・主演男優賞(ドラマ部門) ダニエル・デイ=ルイス(『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』)
・主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門) ジョニー・デップ(『スウィーニー・トッド…』)
・主演女優賞(ドラマ部門)  ジュリー・クリスティ(『Away from Her(原題)』)
・主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)  マリオン・コティヤール(『エディット・ピアフ 愛の讃歌』)
・監督賞 ジュリアン・シュナーベル(『潜水服は蝶の夢を見る』)


『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』
1月19日(土)、丸の内ピカデリー1他全国ロードショー
『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
シャンテ シネ他にてG.W.ロードショー

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