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KICK、活動再開後初の大阪ライブは大盛況
2014年12月25日 13時15分 [J-POP・ROCK]
KICK THE CAN CREW
KICK THE CAN CREW

KICK THE CAN CREWが12月23日に大阪・なんばHatchでライブを開催した。

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今年の夏、10年ぶりに活動を再開したKICK THE CAN CREW。今回のライブは、今年の8月9日に出演予定だったライブイベント「FM802 25th ANNIVERSARY「MEET THE WORLD BEAT」が台風のため中止になり、KICK3人の「関西で何か出来たら」の想いから実現した。

客電が落ち、10年前はKICKの一リスナーだったというDJ熊井吾郎がブースにスタンバイすると、流れてきたのは『クリスマス・イブRap』。クリスマスムードが漂うなか、KREVA、LITTLE、MCUがステージに登場し、ライブはスタート。3人の立つ姿にKICKが帰ってきた!と思う半面、10年間で培ったそれぞれの存在感の大きさをまざまざと見せつけられる。つづいて『カンケリ01』『スーパーオリジナル』で、「これぞ、KICK!!!」という曲を畳み掛けてくる3人に圧倒されつつも、ウオー!という雄叫びと歓声を上げて応えるファン。ここに10年間のブランクは皆無。すでに最高潮の興奮がKICKと観客の間に生まれていた。

「お待たせしましたー!」というKREVAの呼びかけでMCがスタート。その後の問いかけでこの日の観客はデビュー当時からの根強いファンのほかに初めて観るという人も多くいることが判明。活動をしていなくても新しいファンが増えているというのは彼らの楽曲の持つ魅力が失われることなく輝き続けているからに違いないと確信した瞬間だった。続けて「何でカッコつけてるの?っていう曲があってね。でも今はカッコつけずに言える…黙ってついて来い!」と話して始まった『ONE WAY』。強気のメッセージが込められた言葉に迷いのない説得力があって心にズドンと響いてくるのと同時に、彼らの目指しているものは10年前と何も変わっていないことも伝わってきた。その後も『マルシェ』『イツナロウバ』『sayonara sayonara』など彼らの代表曲が今のリアルな気持ちとしてファンの心を熱く燃え上がらせた。本編ラスト曲『アンバランス』はこれからも変わらないという3人の意思を、聴く者の心に深く刻み込ませるように歌われた。

アンコールの1曲目は人として生きる壮大なメッセージが込められた『LIFE LINE (VERSION2)』。この曲を聴いて、重みを感じさせる言葉として心が揺さぶられたのは私だけではなかったようで、披露した後に響き渡った温かく大きな拍手の音がそれを物語っていた。そして、「ヘイ行こう ヘイ今以上 さあ高く 高く」と彼ららしいメッセージが印象的な『タカオニ2000』を最後にスペシャルな夜は幕を閉じた。

文・村田圭子

チケットぴあ

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