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花總まりが再び、そして新たに挑むエリザベート
2015年02月27日 12時50分 [ミュージカル・ショー]
花總まり 撮影:源賀津己
花總まり 撮影:源賀津己

ウィーンで生まれ、日本でも熱狂的ファンの多い人気ミュージカル『エリザベート』。日本では宝塚歌劇団と東宝ミュージカルとの2バージョンで上演されているが、2000年から上演を重ね、15年目を迎える東宝版は今回、キャストを一新。舞台美術、衣裳も新版となり、新たな『エリザベート』の歴史の始まりに大きな期待が寄せられている。その中で、ヒロイン・エリザベートを演じるのは花總まり。彼女に現在の心境を聞いた。

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東宝版には初登板ながら、日本初演となった1996年の宝塚雪組公演で同役を演じ、その圧倒的な美しさと存在感で伝説のエリザベートと称されている花總。まさにファン待望の出演だが、本人にとってもエリザベートという役は特別な存在だという。「それまでもショーで1曲歌ったり、男役さんとデュエットしたりということはありましたが、お芝居の中で歌で気持ちを伝える…という経験が初めてだったんです。それがこんなにも楽しく、面白いことだと気付かせてくれたのがこの作品でした。それに、ありがたいことにお客さまが私の演じるエリザベートをもう一度観たいと仰ってくださる、そんな役をやれたということは、私の財産になっています」。

ほぼ全編を歌のみで綴るミュージカルはそれまでの宝塚作品にはなく、とにかく音楽の量に驚いた、とは初演の雪組公演出演者が口を揃えて言うところ。花總も「初演の時は無我夢中で大変でした。難しい曲ばかりでしたし。でもこの作品はタダモノではない、というのはやりながら感じていましたし、初日のお客さまの拍手はものすごかった」と当時を振り返る。日本人にこれほど受け入れられたのは「共感できるところが多い。それに音楽が胸に響くし、身体に残るんですよね」と分析。

とはいえ、東宝版と宝塚版では様々な点が異なっている。オーストリア皇后エリザベートと、彼女に魅せられたトート(死)の愛憎劇という主軸は変わらないが、なんといってもエリザベートを主人公にした東宝版と、トートを主人公にした宝塚版、というのは大きな違いだ。「東宝版を観てこんなにもエリザベートという役の大きさが違うんだ、というのは驚きでした」。ただ、役のオファーがあった時、「悩むことはなかった」という。「今この時期にこの役にチャレンジできるということは、私にとってもすごく良い機会。もちろん責任重大ですが、もう一度エリザベートと向き合えること、新たに作品に取り組めること、ふたつの期待感を抱いています」。自身も楽しみだと語る再挑戦で、花總がさらなる伝説を作り上げるのを楽しみにしたい。

エリザベート役は蘭乃はなとWキャスト。公演は6月11日(木)にはじまるプレビュー公演を経て、6月13日(土)東京・帝国劇場にて開幕する。チケットぴあでは3月1日(日)23:59まで、7月22日(水)18:00のぴあ貸切公演に限り「いち早プレリザーブ」受付中。前から10列目内の座席を保証する「ぴあスペシャルシートS席」も受付。

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