タレントweeker

昨年、10年ぶりにバンド活動を再開させたX JAPANが、1月20日に渋谷ジャックを行い、アップルストア渋谷にリーダーのYOSHIKI、タワーレコード渋谷店にメンバー4人が登場した。

アップルストア渋谷では、3月28日(金)・30日(日)に東京ドームで行うライブ、1月23日(水)から公開される映画『SAW 4』主題歌の新曲「I.V.」が同日よりiTunesほかにて全世界配信されること、DVD『X JAPAN RETURNS』(1993年の12月30日、31日に東京ドームで開催されたライブを収録)のリリース、さらには『I.V.』『Without You』を収録した日本語楽曲のベスト・アルバムの発売も予定されていることが、YOSHIKIの口から発表された。

今回約10年ぶりに再結成することになったきっかけのひとつは、「『SAW 4』の主題歌を依頼されたとき、“X JAPANでやっちゃおうかな”って冗談で考えていたことを実際にやってしまった感じ」と語った。思えば、世界進出に対して積極的だったYOSHIKI。復活第1弾となる新曲「I.V.」を、世界23か国にて発表するということは当然な流れなのかもしれない。

復活ライブについては「同窓会的なものではなく、昔のように“何が起こるかわからない”危険なコンサートにしようと思っています。いつ終わるかはわからないんだけど、“また何かが始まる”みたいなコンサートを考えている」と熱くコメントした。

一方、タワーレコード渋谷店でのトークライブには、YOSHIKI、TOSHI、PATA、HEATHが登場。今回の復活で、YOSHIKIに突然呼び出されたことや、レコーディングでTOSHIがこれまで出したことのない高い声を要求されたことなどが明かされ、笑いの絶えないイベントとなった。また、ライブについては、サブタイトルが「破壊に向かって」となっていることに、「今回ドラムセットを4台用意してあります」とYOSHIKI。演るほうも、観るほうも、ある種の覚悟をもって臨んできた危険な夜がまた訪れる。