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昨年、2年ぶりにアルバム「Musical」を発売、それを引っさげて全国各地で行われたライブ「tour Musical」も満席御礼と、多くのファンから支持を受けているバンド“クラムボン”。この「tour Musical」に密着したライブ映像と、メンバーの原田郁子(vo&k)、ミト(bass)、伊藤大助(drums)のインタビューを交えた、結成以来初となるライブドキュメンタリー映画『たゆたう-GOOD TIME MUSIC of clammbon-』が現在公開されている。公開初日の1月12日、メンバーの3人と高木聡監督による舞台挨拶が行われた。
当日、会場は満員御礼状態。本作の高木監督は、これまでクラムボンのPVをすべて担当し、クラムボンのツアーを違う形で残したい、と思ったのが映画を撮るきっかけになったという。「僕自身がツアーを見たかった。そして、ツアーを残したいと言う想いがありました。クラムボンのツアーはすごく良くなってきている、という気がしたんです」。それを聞いたボーカルの原田郁子は「『はなればなれ』からPVを撮ってくれていたけど、また別の形でなにかに残したいと言ってくれていた。それで、ついにきた!やる気だな、と思いました。ツアーの前のリハーサルから全部予定を空けてカメラを回してくれました」。ちなみに、原田は編集にも関わり、「高木監督が編集している横で、ソファに寝転がって編集しました。“今の大ちゃんもうちょっと見たい。このミト君はいいね”とか言いながら(笑)。すごく楽しくて、朝の8時になってたりして、監督のお子さんに起こされたりしました」と語り、原田の本作への思い入れがわかる。
メンバー同士で本作を観た感想を聞かれると「ライブの時の自分の顔を初めて観るなと思いました(笑)。よく、“どこ見て演奏してるの??”って言われるんです。普通にやってるよ!と思っていたのですが、自分で見て、自分にビックリしました。でも、演奏以外の時でも、いい顔してるなって思いました」(伊藤)、「初めて観るメンバーの顔がたくさんありましたね」(原田)とそれぞれ、新鮮さを感じた様子だった。最後に、観に来てくれたお客さんへのメッセージを求められると、「現場ですごいことがおきているところを見事に監督は撮ってくれたなと思います。一人で出来ないことをみんなで一生懸命やっている姿をぜひ見てください」(原田)、「撮られることはほんとうは好きじゃないけど、この映画では高木監督が12年一緒にいたから撮れるもの、を撮っている。隠さないで色々出したものをすべてを、みんなで感じてもらえればと思います」(ミト)。
クラムボンのメンバー3人と、12年前の結成時から一緒に動いていた監督によって作られた本作。ライブパフォーマンスやリハーサル風景、オフショットももちろん必見の映像だが、その根底にある真摯に音楽と向き合う3人の表情と、音楽を信じて進む姿を、ぜひ劇場で観て感じてほしい。
『たゆたう-GOOD TIME MUSIC of clammbon-』渋谷シネクイントにて公開中
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