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今最も注目される女優のひとり、蒼井優が主演を務めるWOWOWの新番組「蒼井優×４つの嘘　カムフラージュ」の記者会見が1月25日に行われた。この番組は気鋭のクリエイター4人が蒼井を主演に迎え、“嘘”を共通のキーワードに各3話仕立てのドラマを制作するという豪華なコラボレーション企画。「またお仕事をできたらと思っていた方と、一度はご一緒できたらと思っていた人ばかり」と会見で蒼井はこのコラボの喜びを語り、「“嘘”というたったひとつの言葉だけで、こんなに広い世界があるんだとびっくりしています。胃もたれするぐらい蒼井優が出ずっぱりなんですけど(笑)、面白い作品になっていると思います。私自身も楽しみ」と声を弾ませた。

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この日、蒼井は「各章いずれもがまったく違うキャラクター。どれも冒険している感じ」と発言。その言葉から、どうやらかなりチャレンジングでエキサイティングな経験であることが垣間見える。そんな4つの物語を創り上げたのは、JRAコマーシャルなどを手がけるCMプランナーの高崎卓馬、ダウンタウンのほぼすべてのレギュラー番組を手がけている放送作家の高須光聖、『天然コケッコー』を昨年大ヒットさせた若き天才監督、山下敦弘、新進女性監督として注目を集め、今年は蒼井を主演に迎えた『百円虫と苦虫女』が公開予定のタナダユキの4名だ。蒼井を囲むように壇上に位置した4名は、高杉が「僕は蒼井さんの声がすごい好きで、ファンとして得した気分。編集作業中、気づくと視聴者になっているときがある(笑)」と語れば、蒼井が“最初の3日間ずっと走らされていました”と撮影を振り返る高須は「蒼井さんは日本の宝。なので傷つけてはならないと気を使いました」と絶賛。さらに、初顔合わせとなる山下監督が「普通っぽく見えるけど普通じゃない女優」と表現すれば、タナダ監督は「彼女は役に溶け込んでしまう」とコメント。いずれにしても“蒼井優”という女優の魅力に大きな可能性を見い出している模様だ。

会見前に1分ほどのメイキング映像が上映されたが、蒼井優が全力疾走していたり、涙を流していたり、思い切り笑っていたりと、かなりインパクトのある映像で意外な役柄を演じている期待を持たせた。気鋭のクリエイターたちは蒼井優のどんな魅力を引き出したのか？　蒼井優は俊才たちからどんな刺激を受けて、新境地を切り開いたのか？　いずれも興味深い。番組は1月30日(水)よりWOWOWで放送スタートとなる。

【放送日程】
「蒼井優×4つの嘘　カムフラージュ」
1月30日(水)スタート
毎週水曜日深夜0:00（全12回）
WOWOW

取材・文　水上賢治

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