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何かと話題の“食”にまつわる特集上映が開催
2008年01月29日 17時50分 [映画その他]
『肉』,(C)1976, Zipporah Films, Inc. / Oliver Kool

昨年夏開催され、多くの観客を集めた「ダム映画特集」など独自の企画・特集に力を入れている東京・東中野の劇場「ポレポレ東中野」で今週末より「“食べる”映画特集」が開催される。昨今、何かと話題になることの多い“食”にまつわる作品が22作品上映されるほか、同時期に同館で、先ごろ公開されロングラン・ヒットを記録したドキュメンタリー『いのちの食べかた』の上映も決定しており、秀作・貴重作が揃う充実のプログラムが予定されている。

今回、ポレポレ東中野で開催される本特集で上映される作品は全22作品。2月に都内で大規模な回顧上映が予定されるなど根強い人気を誇るドキュメンタリー映画作家、フレデリック・ワイズマン監督が牛が食肉になるプロセスを追った『肉』や、カンヌを始めとする映画祭で高い評価を受けているアモス・ギタイ監督がオレンジ生産に迫る『オレンジ』、日本を代表するドキュメンタリー作家、小川紳介監督が遺したフィルムを元に製作された『満山紅柿 上山 柿と人のゆきかい』など国内外の秀作が揃えられた。

加えて、本特集では“産業映画”と呼ばれる短編作品も多数上映される。日本最初のカラー短編映画といわれ、海外の映画祭でも高い評価を受けた『ビールの誕生』や、世界の漁の実態を記録した『世界の漁網』、1968年に味の素株式会社が企画した短編『うま味と生命』など、現在、一般の劇場で公開される機会の極めて少ない貴重な作品がテーマ別に上映される。

今回の上映はポレポレ東中野の独自企画であるため、東京以外での上映は行われないが、本特集が盛況になることで、様々な秀作ドキュメンタリーをスクリーンで鑑賞できる可能性が広がることが期待される。是非、お近くの方は劇場に足を運び、日常的ながら最も重要な“食”の問題について考えてみてはどうだろうか。

■『“食べる”映画特集』 上映作品
『キッコーマン−醤油と食生活』プログラム(全4作品)
『人間の街−大阪・被差別部落−』
『松前君の後輩の映画』
『肉』
『東京シネマ−食の科学映画』プログラム(全3作品)
『アルプス・バラード』
『不安な質問』
『漁』プログラム(全3作品)
『米、麺、ビール』プログラム(全4作品)
『ダーウィンの悪夢』
『満山紅柿 上山 柿と人とのゆきかい』
『オレンジ』

『“食べる”映画特集』
2008年2月2日(土)〜15日(金)
ポレポレ東中野にて

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