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1月27日に5度目の日本単独コンサートを開催した韓国のボーカル･グループ、sg WANNA BE+(エスジーワナビー)。韓流ドラマファンから、K-POPファンまで幅広い知名度の彼らが、コンサート前日に東京都内で記者会見を開催し、満を持して3月19日(水)に日本デビューを果たすことが明らかになった。そして、その1stアルバムはファンの投票によって収録曲が選ばれるベスト盤となる。

2004年に韓国で1st ALBUM『WANNA BE』を発表し、デビューしたチェ・ドンハ、キム・ヨンジュン 、キム・ジノの3人。彼らは姿を見せず、ソル・ギョングやカン・ヘジョン、キム・ナムジンといった有名俳優が出演し、多額の費用をかけられたミュージック・ビデオが注目され、“顔のない歌手”として話題となった。そして、その圧倒的な歌唱力が熱い支持を集め大ブレイク。ダンス歌手でもアイドルでもない彼らの、バラードを中心とした感情を揺さぶる“歌”が世代を問わず支持され、リリースごとにヒット曲を生み出してきた。2005年の2ndアルバムでは、音楽配信で1位から5位までを独占、2007年は韓国でCD売上げ1位という輝かしい記録を残し、現在の韓国歌謡界にはなくてはならない存在となった。

また日本でも、ぺ・ヨンジュン主演ドラマ『ホテリアー』や、クォン・サンウ主演ドラマ『悲しき恋歌』で挿入歌として彼らの曲が使用されたことで、広く認知されるようになり、すでに4度の単独公演を実施してきた。5度目も東京国際フォーラム ホールAにて1日2回公演を行うほどの人気だ。そんな彼らが3月19日(水)に日本デビューを発表する記者会見を実施した。

リーダーのチェ・ドンハは「こんなに多くの方が集まってくださるとは思いませんでした」と少し緊張気味。今回のベスト盤がファンからのリクエストとなるが、“個人的に好きな曲は？”という質問には、「3rdアルバムの『ネサラン(僕の人Partner for Life)』が好きです。この曲をコンサートで歌うと観客と一つになれると感じるからです。」(ヨンジュン)、「僕も『ネサラン』って言いたかったんですけど(笑)。2ndアルバムの『THANK YOU』が好きです。歌詞の始まりの部分がとても良くて、初めてファンの皆さん出会った時のようなドキドキ感が表れていて、とても好きです」(ドンハ)、「『サルダガ(生きて)』という曲が好きです。この歌レコーディングしたのは、明け方だったんですが、“思うままに感情を表現していいよ”と言われて。気持ちを込めて歌うことが出来ました」(ジノ)とそれぞれ答えた。ベスト・アルバムのリリース以降は、日本語のシングルも予定しているとのこと。ジノは「日本での活動にそなえて日本語の勉強もしておかないといけないですし、韓国のスケジュール次第ですが日本に滞在できるような機会があれば、そうしたいですね」という意欲的な発言も。

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