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ホラー映画とエロの関係とは? 岩井志麻子が語る
2008年02月05日 11時00分 [洋画]
トークショー中の岩井志麻子(左)、「新潮45」中瀬編集長

ルーマニアで起きた実話を基に描いたサスペンス・ホラー映画『THEM(ゼム)』。1月26日より公開されている本作は、ラストで明かされる衝撃の事実に観る側が絶句する…という作品。この公開を記念して、作家の岩井志麻子と、雑誌「新潮45」の中瀬ゆかり編集長が“ホラーとエロ”をテーマにトークイベントを開催した。

前回、山口雄大監督と井口昇監督によって行われたトークイベントでは、ホラー映画の話で盛り上がったが、今回のテーマはエロ。がしかし、本作には「エロがない」と中瀬編集長。「アメリカ映画的なエロがない代わりに、これ以上ないと言っていいくらいのものがたくさんつまってます」。 続いて岩井も「アメリカのホラー映画は普通、エロから始まるのに、これはヨーロッパ映画って感じですね。フランス映画みたい」と評価。「アメリカ映画の怖い映画は意味なくエロシーンが入る。日本でも、昔の2時間サスペンスシリーズでは、毎回、必ず新井注のシャワーシーンが入っているんですよ!あれには何の意味が…」と首をかしげる。

続いて、ホラーから恐怖体験の話になると、岩井の恐ろしい体験談を披露。とは言っても、本作のように追いかけられる、という恐怖ではなく、ある一人の人間の行動に恐れを感じたという。「ホラー映画は怖いけれど、一番怖いのは人間」という岩井に、中瀬も同調。本作の怖さの原因は明かされなかったが、恐怖を感じるのは、未知のものではなく、一番身近なはずの人間であるという余計恐怖を感じさせるコメントでトークショーは締め括られた。

『THEM(ゼム)』は、郊外で静かに暮らす夫婦が、ある日の深夜、突然何者かに自宅を襲われた夫婦の恐怖を描いている。ハンディカメラを使用した登場人物の目線で繰り広げられる映像に、観ている者を恐怖に陥らせる作品となっている。

『THEM(ゼム)』
シネセゾン渋谷にて公開中

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