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事故で頭を打って以来、1日しか記憶がもたなくなってしまった青年が、学生プロレスと出会い、肉体に記憶させることで生きる実感を得ようとするピュアな青春映画『ガチ☆ボーイ』。本作の完成披露試写会が2月4日に開催され、小泉徳宏監督をはじめ、主演の佐藤隆太、サエコ、向井理、仲里依紗、宮川大輔ら総勢13名が舞台挨拶に登壇した。

本作は、2ヶ月の間、北海道で合宿して撮影されたということもあり、全員がとても仲のよい様子が舞台からも伝わる。撮影中も、団結していたようで、監督は「みんながこの作品を成功させようとする熱意が伝わってきた」とコメント。主演の佐藤や向井理らも、「全身全霊出し切って、夏にみんなで作った映画」（佐藤）、「昨年の夏を懸けた作品」（向井）と、キャストもスタッフも気合の入った現場であったことが伝わる。ここで、司会から「すべらない話をひとつ…」と振られた宮川大輔は、撮影中に、妊娠中のサエコが、西田さん（脚本・出演）の足の臭いが原因でつわりを起こし、みんなで一緒にご飯を食べるはずが食べられなかった…と暴露。会場を爆笑の渦に巻き込み、人気番組「すべらない話」での鍛えられっぷりを見せ付けた。

また、舞台挨拶中、川岡大次郎は自分のデジカメで集まったお客を撮影。北海道での撮影中も、デジカメで写真を撮り続けていたところ「東宝から問い合わせがあって、公式サイトで“大次郎’s eye”というコーナーができることになり、今日からアップされました」という。現場での素顔を知りたいファンにとって、嬉しいお知らせとなった。

『ガチ☆ボーイ』は、一日しか記憶がもたない大学生（佐藤）が、学生プロレスで肉体を鍛えられ、周囲から危ないと反対されても、プロレス練習による筋肉痛や痣を実感することで、自らのカラダに記憶を叩き込み、生きる実感を得ようとするストーリー。その熱意が、周りを巻き込み、学園祭での最後の試合に登壇する…。

『ガチ☆ボーイ』3月1日全国ロードショー

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