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雑誌「Weeklyぴあ」調査による、1月26日公開の映画の満足度ランキングは、吉田拓郎のヒット曲に乗せて家族の絆を描くホームドラマ『結婚しようよ』が20代の若者から年配の観客まで幅広い層から高い支持を受け、トップに輝いた。2位には立川志の輔の落語を基に描くコメディ『歓喜の歌』が、3位には世界でも評価の高い前衛芸術家、草間彌生に密着したドキュメンタリー『≒草間彌生〜わたし大好き〜』が入った。(映画満足度ランキング表)
1位の『結婚しようよ』は、作品のタイトルにもなった『結婚しようよ』や『イメージの詩』など吉田拓郎が70年代に発表した名曲が多数登場する作品だが、意外にも20代の若い観客から高い支持が集まった。「中高年向けのイメージがあったが20代でも十分楽しめる。自分の親世代のことがわかるのも興味深い」「三宅裕司はハマリ役で、自分の親と重なる部分があった」など、親の世代が親しんだ名曲を通して、親のことを考えた観客たちが多かったようだ。また、リアルタイムで70年代フォークに親しんできた観客からも「妻と一緒に観て、楽しめる作品という点でも満足」と好評を得た。
2位の『歓喜の歌』は市民ホールの担当者の勘違いにより、ママさんコーラスの予約がダブル・ブッキングされていたことから始まる騒動を描く人気落語の映画化だけあり「落語を基にした話なので、全体を通した構成も上手い」「演出が巧みで驚いた」と、訪れた大人の観客を唸らせる高い完成度が高評価を導いたようだ。また、小林薫、安田成美ら出演陣の演技も好評で「演技に安定感がある」「主役から脇役まで、出演者の個性がよく出ている」などの声が聞かれた。
その他、デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウが実在の麻薬王と捜査官に扮した大作『アメリカン・ギャングスター』や、アジアの名優トニー・レオンと1万人の中から選ばれた新星タン・ウエイが歴史に翻弄される男女を演じた問題作『ラスト、コーション』などが公開された週。詳しくは、上映スケジュールと映画チケットが購入できる映画満足度ランキングへ(本ランキングは、2008年2月1日(金)と2日(土)に公開された新作映画13本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
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