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左目の瞬きだけで自伝を綴った元ELLE編集長 本人の映像が公開
2008年02月07日 15時09分 [洋画]
(C)Pathe Renn Production−France 3

元ELLE編集長をしていた男ジャン=ドミニク・ボビーが、突然襲われた脳血栓により全身不随となり、唯一動く左瞼の動きのみで綴った自伝を元にした、ジュリアン・シュナーベル監督、マチュー・アマルリック主演の映画『潜水服は蝶の夢を見る』。2007年のカンヌ映画祭監督賞、アカデミー賞監督賞・脚本賞ノミネートと話題の本作が、2月9日(土)より日本で公開される。公開を前に、原作「潜水服は蝶の夢を見る」を読んで衝撃を受けたジャン=ジャック・ベネックス監督が、1997年に本人を撮影したドキュメンタリー『潜水服と蝶』の映像の一部がシネマぴあで公開された。

1997年に出版された原作「潜水服は蝶の夢を見る」は、全世界31カ国で出版され、フランス・イギリスでベストセラーとなったジャン=ドミニク・ボビーの自伝。本作を読んで感銘を受けたジャン=ジャック・ベネックス監督は、ジャン=ドミニクが読み上げられるアルファベットに左眼の瞬きで合図をする、という手法でコミュニケーションをし、執筆する様子を撮影。そして完成したのが、このドキュメンタリー『潜水服と蝶』である。ジャン=ドミニクは、著書発売の直後に亡くなっており、これが、彼を知ることができる貴重な映像と言えるだろう。

日本では1998年に大阪ヨーロッパ映画祭、フランス映画祭で上映され、観客に大きな衝撃を与えている。肉体の自由がなくても、精神の自由は奪われず、蝶のように自由に記憶し想像し、“生きる”ことはできる。9日から公開される映画『潜水服は蝶の夢を見る』と共に、ドキュメンタリー映像『潜水服と蝶』を観て、“生きる”ことについて考えてみてはいかがだろう。

『潜水服は蝶の夢を見る』
2月9日(土)、シネマライズほか全国ロードショー

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