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フジテレビ土曜ドラマ枠で2月にスタートしたばかりの『ロス:タイム:ライフ』がドラマの枠をとびだし舞台で上演されることが発表され、その製作発表が2月7日に都内にて行われた。舞台版『「ロス:タイム:ライフ」-真実へのカウントダウン-』の主役を努めるのは、ドラマ版第2節(2月9日(土)O.A.)でも主演する小山慶一郎。
死の直前に、これまでの人生で無駄遣いしてしまった時間を自由に使うことができたら――。『ロス:タイム:ライフ』は、それぞれの理由で死を迎えることになった主人公たちが突如現れる謎のサッカー審判団に“ロスタイム”を宣告され、その時間をどう生きるかをシュールさを交えつつコメディタッチかつハードボイルドに描く、一話完結オムニバス連続ドラマ。先週の2月2日に第1回目の放映があったばかり、今回の舞台化はドラマが放送している期間中に上演されるという異例の展開だ。
主役の小山慶一郎は、ドラマと同じく新米刑事・都並浩太役。警視庁捜査一課に配属になった都並だが、憧れのベテラン刑事・瀬谷宗佑は今や閑職、自分の仕事も雑用ばかり。そんな彼があるとき爆破予告事件に巻き込まれて……という内容で、主人公のキャラクターはそのままに、ドラマとは違ったストーリーが展開する。注目は都並と古谷一行演じる瀬谷刑事のコンビネーションで、プロデューサー曰く“新人とベテランのバディものの刑事ドラマ”という部分がドラマ版よりスケールアップしているとのこと。その古谷について小山は「存在自体がものすごい方。胸を借りるつもりで、でも若さを武器に精一杯ぶつかっていきたい」、古谷は小山について「若い感覚がどういうふうにこの役を立ち上げていくんだろうか、そういうものを見るのが楽しみ。僕のほうも刺激になると思います」とお互いの印象を語った。
会見にはほかに「人生が終わるところから物語がスタートするのにものすごく惹かれました」という都並の恋人役の高橋真唯、「自分にロスタイムが与えられたら、鴻上尚史に貸したレコードでも返してもらいにいこうかな(笑)」という都並の上司役の大高洋夫らが出席。最後は「(ロスタイムが与えられたら)親孝行をしたいな、最後は親に会いたい」という小山が、舞台版で設定されるロスタイムの90分という時間について「短いとは思うけれど、必死に生きると意外とやれることがある。色々と学ぶことが多い物語です」と締めた。
公演は3月24日(月)から4月13日(日)まで東京グローブ座、その後4月17日(木)から19日(土)まで大阪厚生年金会館 ウェルシティ大阪 芸術ホールにて行われる。チケットは3月2日(日)一般発売開始。
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