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印象派を代表するフランスの画家ピエール=オーギュスト・ルノワールと、彼の次男で映画監督のジャン・ルノワールの偉業に焦点をあてた展覧会「ルノワール+ルノワール展」が現在、東京渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催されている。その関連企画としてジャン・ルノワールの貴重な作品を上映する特集上映『ジャン・ルノワール映画の世界』も開催中。明日9日からは展覧会の会場と同じ建物内にあるBunkamuraル・シネマでの上映も開始されるため、1日で展覧会と映画上映の両方を楽しむことが出来そうだ。
展覧会は2005年にパリで開催され話題を呼んだ内容を、オルセー美術館の総合監修の下で開催するもの。父オーギュストの貴重な絵画約50点が展示されるほか、絵画『田舎のダンス』と映画『恋多き女』など、父の絵画と息子の映画が並べて展示され、父から息子へと受け継がれた魅力の源泉がひと目でわかる構成となっている。
今回、ル・シネマで上映されるのは展覧会でも紹介されている『フレンチ・カンカン』や『恋多き女』などジャン・ルノワールを代表する7作品。後に続く映画作家たちに多大な影響を与えた名作群であるにもかかわらず、これらの作品が一堂に会する機会は滅多にない。また、展覧会で上映されるのは作品の一部なので、是非、この機会に展覧会と合わせてジャンの名作を大きなスクリーンで楽しんでみてはどうだろうか。
現在、ぴあでは「ルノワール+ルノワール展のすべてを楽しむ公式ガイド」を発売中。展示作品の解説や、ルノワール父子の故郷であるフランスからの現地リポートなど、展覧会と特集上映をさらに深く楽しめる内容となっている。
■「ジャン・ルノワール映画の世界」上映作品
『フレンチ・カンカン』(1954年)
『大いなる幻影』(1937年)
『獣人』(1938年)
『牝犬』(1931年)
『ゲームの規則』(1939年)
『恋多き女』(1956年)
『素晴しき放浪者』(1932年)
2月9日(土)〜22日(金)まで
東京・渋谷 Bunkamuraル・シネマ にて上映
※上記のほか、東京日仏学院と、東京国立近代美術館フィルムセンターでも上映あり
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