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スポーツ解説者、俳優のほか、読売巨人軍の球団代表特別補佐も務める長嶋一茂が、企画から参加し、製作総指揮と主演を務めた映画『ポストマン』が完成。トークイベント付き試写会が行われた。上映後、壇上にあがった長嶋は本作を製作することになった経緯について「子供の頃、シルヴェスター・スタローン主演の映画『ロッキー』を観た時から、いつか自分でも映画をやってみたいと思っていた」とコメント。子供の頃からの夢をついに実現させた長嶋が自身の映画への熱い想いを語った。
少年期は放課後に1人で映画館に通うほどの映画好きだった長嶋。しかし、彼はその後、父と同じくプロ野球の道をめざすことになる。選手引退後はタレント・俳優に転向。『ミスタールーキー』や『男たちの大和/YAMATO』など、映画に出演することはあったが、自らの企画で映画を製作するという夢の実現は困難を極めたようだ。「今から4、5年前に一度、映画の企画を立ち上げたんですが、その時はうまくいかなかった」しかし、彼はあきらめることなく、2年前に出会った郵便局員たちとの交流の中から本作『ポストマン』の企画を構想。ついに完成に漕ぎ着けた。
上映後に行われた観客との質疑応答の場では、観客の「挫折を乗り越える方法はありますか?」の質問に「自分も最初は(前ヤクルト・スワローズ監督)古田(敦也)さんぐらい選手を続けるつもりだったけど、30歳で引退してしまったし、ホームランも18本しか打てなかった。もちろん、今も毎日、挫折というものは感じます」と語った後、本作が完成するまでの道のりや、製作の裏話を披露。“どんな時もあきらめない”長嶋の姿勢が垣間見える一幕もあった。
別の観客から「次回作の予定は?」と聞かれると、笑顔で「まずはこの映画が成功しないと」と答えた後、「次はやはりアクション映画がやりたい」と抱負を語り、長嶋の本作に対する自信と映画への熱い想いを改めて感じさせるひとときとなった。
映画『ポストマン』は千葉県・房総半島を舞台に、長嶋一茂演じる郵便配達員のひたむきな生き方を通して、人と人のつながりの大切さを描く感動のドラマ。
『ポストマン』
3月22日より全国ロードショー
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