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撮影中、一番大変だったのは大泉洋のヘアメイク?
2008年02月14日 09時50分 [邦画]
登壇した内田監督、常盤貴子、佐々木蔵之介、大泉洋、堺雅人、田畑智子(左から)

大泉洋を筆頭に、佐々木蔵之介、堺雅人、常盤貴子、田畑智子が出演、監督・脚本は内田けんじ、と映画ファンの間では既に話題となっている『アフタースクール』の完成披露試写会が2月13日(水)に開催され、キャストの5名と内田監督が舞台挨拶に登壇した。

『アフタースクール』は、中学教師の神野(大泉)の元に、かつての同級生で今は探偵をしている男(佐々木)が、神野の同級生のサラリーマン・木村(堺)の行方を追うために訪ねてきたところから物語が始まる。そこに、同じく同級生の美紀(常盤)、そして謎の女(田畑)が絡み合い、話は内田監督お得意の“予想できない方向”へと展開していく。

主演の大泉は「台本はとても複雑で、内容を話すとネタバレになってしまうので舞台挨拶で何を話せばいいのかわからず、さっき楽屋で喧嘩になってしまいました。でも、楽しい映画ですよ」と、ネタバレしないよう気をつけながら作品をアピール。佐々木や堺も続いて「内田監督から出演の話をもらって本当に嬉しかった。期待を裏切らない作品になった」(佐々木)、「同世代の人間が集まり、同世代の人間だから作れた作品。20代後半〜30代前半の人なら共感するような、学生時代と変わらない部分、変わってしまう部分を描いている」(堺)と本作を絶賛。佐々木や常盤から“今、日本で一番役者が出演したい監督”と言われた内田監督は、舞台挨拶に揃った5人のキャストを見て、「一人のミーハーな映画ファンとして、この5人が出演するだけでおもしろいのに、お金を払って観に行きたい映画に仕上がった」と自信の程をみせた。

「5人で、同級生のようにみんなで現場で考えてできあがった映画」「役者同士が『こうだよね』と台本を確認しあって、それを監督がまとめる、とても気持ちのいい現場だった」と佐々木や常盤が言うように、現場での仲の良さが登壇中の5人から滲み出ている。監督にとっては、現場で一番印象に残ったのは大泉の髪形だったようで「撮影が梅雨の時期だったから、大泉さんのヘアメイクに時間がかかって。僕は髪型に興味ないけど、シーンがつながらないのでCGで処理しようかと思った」と語る監督に、「今はカツラもあるし!」と大泉が言い返し、大泉の髪型をネタに盛り上がった舞台挨拶となった。

『運命じゃない人』でカンヌ映画祭4冠を達成した内田けんじ監督にとって、本作は3年ぶりの長編2作目となる。前作で魅せたあっと驚かせる展開はそのままに、より一層練り込まれたストーリーで、5月の公開まで待ちきれない作品に仕上がっている。

『アフタースクール』
5月、シネクイントほかにて全国ロードショー

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