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日本のみでなくアジア圏で人気の金城武。これまでも映画を中心に活躍してきた彼だが、今年は立て続けに、3本の出演作が公開となる。最近台湾で行われた調査では、バレンタインに一緒に過ごしたい人第1位にも選ばれた金城。そんな彼の主演最新作『Sweet Rain　死神の精度』での死神写真が披露された。

『Sweet Rain　死神の精度』では、死神のチバ役を演じる金城。だが、釜を持ち、黒いマントをかぶっている、一般的に知られている死神の格好とは違い、普段着で、好青年的なジャケットの姿もあれば、黒シャツにサングラスの姿もあり、黒いスーツの姿もあり…と、金城ファンにとってはたまらない変化っぷりを本作で見せている。

今ではアジアを代表する俳優として活躍している金城は、ホテルのロビーで偶然出会ったウォン・カーウァイ監督に見初められ、香港映画『恋する惑星』（1994）に出演。その後日本でもドラマ「聖夜の奇跡」（1995）、「神様、もう少しだけ」（1998）や多数のＣＭに出演しており、今では、テレビや劇場でその姿を観ないときはないほどの人気俳優となっている。が、意外なことに日本映画での主演は、今年の3月22日に公開となる最新主演作『SweetRain 死神の精度』が6年ぶりの作品となる。今年は、本作に続いて、ジョン・ウー監督、トニー・レオン共演となる『赤壁』で諸葛亮を、12月公開予定の『K-20／怪人二十面相・伝』で二十面相に仕立て上げられる奇術師役を演じることが決まっており、2008年は金城武の年、と言っても過言ではない。

先日行われた『SweetRain〜』の完成披露試写会では、大勢の女性ファンが駆けつけ、絶えない人気の程を見せ付けている金城。『SweetRain〜』の撮影では、一人のクリエイターとして監督にアドバイスするなど、演技のみでなく作品作りに積極的に取り組むクリエイターとして、監督からも高く評価されている。今年35歳となる彼だが、最近のイケメンブームとは一線を画した本格派俳優、そしてアジアを代表する俳優の一人として、まだまだ目が離せない。

『SweetRain　死神の精度』
3月22日（土）、丸の内プラゼール他全国ロードショー

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