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当然の結果? 作品賞は『ノーカントリー』に 【第80回アカデミー賞:総括その1】
2008年02月25日 20時40分 [映画祭]
(C)2007 Paramount Vantage, A PARAMOUNT PICTURES company. All Rights Reserved.

2月25日に発表された第80回アカデミー賞。日本での興行収入結果にも関わる作品賞には、これまで世界中の映画賞や批評家賞で受賞を受け、高く評価されてきた『ノーカントリー』が輝いた。

ノミネート作品には、同様に高く評価され、主演男優賞に輝いた『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』、助演女優賞に輝いた『フィクサー』ほか、脚本賞を受けた『JUNO/ジュノ』、ゴールデン・グローブ賞において作品賞となった『つぐない』と、いずれも見劣りのないラインナップではあったが、『ノーカントリー』または『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』の一騎打ちになる、と言われていた事前の予想が的中、『ノーカントリー』がオスカーを掴む結果となった。

『ノーカントリー』は、今回作品賞以外に監督賞、助演男優賞、脚色賞と4部門での受賞。これまで主演女優賞、脚本賞(いずれも『ファーゴ』)を受賞したのみで、賞レースとは遠い存在と思われていたコーエン兄弟が、本作ではアカデミー賞を含めて計106部門での受賞。全米では11月9日からわずか28館での公開だったが、1000館以上の公開作品と並んで14位を記録、その後、2週目、3週目と公開館数を増やすほどに10位、6位と順位を上げ、驚異的な興行収入を叩き出した。日本での公開は3月15日。アメリカの現代社会を描いた本作、果たして日本ではどう評価され、興行収入はどうなるのか。日本での公開に注目したい。

■第80回アカデミー賞受賞
【作品賞】『ノーカントリー』
3月15日(土)、日比谷シャンテシネほか全国ロードショー

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