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100万部のベストセラーにして、いまだに売れ続けている梨木香歩の小説「西の魔女が死んだ」。この人気小説が、ハリウッド女優シャーリー・マクレーンの娘のサチ・パーカー、高橋真悠、りょう、大森南崩、木村祐一といった豪華キャストによって映画化され、2月26日に完成披露試写会が行われた。
試写会の前に開催された舞台挨拶には、監督の長崎俊一、主演のサチ・パーカーをはじめ、高橋真悠、木村祐一、高橋克実、主題歌を担当する手島葵が登場。キャスト全員が、完成した作品を観て「泣いた」「心に残る作品になった」と絶賛している本作。主演のサチ・パーカーは、「2歳から12歳まで東京の代々木上原で生活していたので、私にとってはふるさと」と、両親共に親日家であっただけのこともあり、流暢な日本語でコメント。本作が初の日本映画への出演となるが、今回の出演について「まるで、最初からこの映画に出演することがきまっていたような気がする」と、映画との縁を語る。そんなサチ・パーカー演じるおばあちゃんの孫役の高橋真悠は、「この映画が初出演。演技もまだまだですが、みなさん、観てください」と控えめにコメント。高橋真悠とサチは、現場でもとても仲がよかったそうで、サチ曰く「とても素敵な友達。アメリカに帰って、会えなくて泣いてしまった。とてもいい子」と高橋を絶賛。
一方、男性陣の木村祐一と高橋克実は、「嫌われ役は嫌なんですが。僕も、完成した作品を観て泣きました。自慢できる作品」(木村)、「気付かないうちに、きれいな涙を流していました。素敵な、やわらかい空気が流れる作品」(高橋)と2人とも絶賛。特に高橋は、「清里の現場にあるおばあちゃん(サチ)のおうちが、撮影のために通っているとずっとそこにいたくなる場所でした。気候的にはあたたかくないのに、とてもあたたかい気分になりました。木の揺れる音とか、普段東京では感じない音が聞こえてくる印象がある」と現場の様子を思い出し、感傷に耽っていた様子だった。
本作は、ある事情から、魔女=おばあちゃんの家で過ごすことになった少女マイの、気付きや、出会い、心境の変化…を描いた物語。長崎監督は、「おばあちゃんの家に行くような気分で観てもらえたら」と話しており、せわしなく進む日常生活から、一歩離れた空気をまとった作品に仕上がっている。
『西の魔女が死んだ』
2008年初夏、恵比寿ガーデンシネマ、シネスィッチ銀座ほか全国ロードショー
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