タレントweeker

爆発的な人気を生み出した“韓流”ブームが沈静化したとは言え、次々と話題作が公開され、根強い人気を誇るアジア映画。そんな中、最新のタイ映画を一挙に楽しめる特集上映『タイ式シネマ★パラダイス』が5月31日(土)から6月27日(金)まで、東京・六本木のシネマート六本木で開催されることが決定した。本イベントをきっかけに、日本に“タイ式”旋風が巻き起こるのか？映画ファンならずとも注目のイベントになりそうだ。

これまで数多くのアジア映画を日本に紹介し、「韓流シネマ・フェスティバル」を開催するなど、“韓流”ブームのけん引役を務めてきた配給会社エスピーオーが、“韓流”の次に熱い視線を送っているのが“タイ式”だ。これまでも『マッハ！』や『the EYE』などタイ映画の人気は高く、映画祭でも観客から高い評価を受けるなど、“タイ式”への注目度は年々、高まっている。そこで、約1ヵ月に渡ってタイ映画を上映。日本での“タイ式”旋風発生の起爆剤にする狙いだ。

今回、上映されるのは、タイ映画史上最高の製作費を投入し、爆発的なヒットを記録した歴史大作『キング・ナレスワン』や、タイで10年以上続く人気コミックを映画化した『ヌーヒン バンコクへ行く』、そしてタイを代表するスター俳優アナンダ・アヴェリンハムが主演するラブ・ストーリー『ミー・マイセルフ 私の彼の秘密』など全7作品。その他、世界の映画祭で高い評価を受ける鬼才アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の特集上映や、日本でも活躍するアーティスト、ウィスット・ポンニミットの短編アニメ集上映も開催されるなど、幅広いラインアップで“タイ式”の魅力に迫る。

■「タイ式シネマ★パラダイス」上映作品
『キング・ナレスワン 序章〜アユタヤの若き英雄誕生〜』
『キング・ナレスワン 〜アユタヤの勝利と栄光〜』
『アルティメット・エージェント』
『ヌーヒン バンコクへ行く』
『ミー・マイセルフ 私の彼の秘密』
『セルラー・シンドローム』
『メモリー 〜君といた場所〜』
「特別上映：タイの鬼才アピチャッポン・ウィーラセタクン監督特集」
「特別上映：ウィスット･ポンニミット短編アニメ集」
2008年5月31日(土)から6月27日(金)まで
東京・シネマート六本木にて開催
詳細は公式サイトまで。