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横浜・ランドマークプラザにあるランドマークホールで3月19日(水)から23日(日)まで『手塚治虫 FILMS 2008』が開催される。手塚治虫の“アニメーション作家”の側面に光を当てた大規模な回顧上映で、彼が遺した劇場用作品、TVアニメ、実験短編アニメを一挙に上映するほか、漫画家・浦沢直樹や映画監督・大林宣彦のトークショー付き上映も行われるなど、ファンならずとも見逃せない貴重なイベントとなる。

今回上映されるのは『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『ふしぎなメルモ』などのTVアニメ作品と、先日逝去した市川崑監督が1978年に発表した実写版『火の鳥』や、1966年に製作された『長編ジャングル大帝』などの劇場用作品、そして、ザグレブ国際アニメーション映画祭でグランプリを獲得した傑作短編『ジャンピング』を始めとする実験・短編アニメなど全49作品。手塚が生前に手がけた作品から、死後、製作された作品まで幅広いラインアップで“手塚ワールド”を存分に堪能できる内容だ。

また22日(土)は『鉄腕アトム』の一編「地上最大のロボット」を原作にした『PLUTO』を連載中の漫画家・浦沢直樹がトークショーを行い、浦沢がセレクションした手塚アニメを上映。翌23日(日)には映画監督の大林宣彦が登場し、トークを行うほか、人気の劇場用作品『劇場版ブラック・ジャック』を上映する。これまで様々な場で手塚作品に対する思いの深さを語ってきたふたりだけに、当日は濃密なトークが楽しめることになりそうだ。

『手塚治虫 FILMS 2008』
2008年3月19日(水)から23日(日)まで
横浜・ランドマークホールにて開催

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