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WOWOWが4月6日(日)よりスタートさせる初の連続ドラマ「パンドラ」の製作記者会見が、14日、都内で行われた。会見には「白い巨塔」「14才の母」などの脚本家として知られる井上由美子、監督の河毛俊作のほか、三上博史、柳葉敏郎、小西真奈美など総勢8名の出演者が揃った。
本作品は、井上由美子が脚本をオリジナルで手掛ける本格医療サスペンス。河毛監督と長年あたためてきた企画だという。ある日、三上博演じる大学病院の内科医がガンの特効薬を発見する。その薬をめぐり、人々の欲望や希望、悪意などさまざまな思いを丁寧にあぶりだす。井上は「実力あるキャストの方が集まってくださったので、その演技合戦が大きな見どころです。サスペンスあり、医療あり、ヒューマンあり、ラブストーリーありのこのドラマで、どんな演技が見られるのか私自身も楽しみ」と語った。
河毛監督は「WOWOWはCMがなく、ぶっ通しでオンエアするので、連続の映画を8本つくる感覚」とWOWOWがつくる連続ドラマの意味を説明し、「善と悪の間の絶妙な人間関係とそれに揺れ動く人間たちを描き、最終的には『善き人生とは?』と考えさせてくれるドラマ」と質の高い作品を目指すという。
8人の出演者も、それぞれに今までにはないドラマへの取り組みの面白さを語り、本作品への意気込みを伝えた。井上脚本作品初参加の小西は「とにかく脚本がおもしろいです。人間ひとりひとりが魅力的に描かれているので、いつも早く現場に行きたいとワクワクしながら臨んでいます」と撮影を楽しんでいる様子だ。一方、井上と何度も仕事をしている柳葉は「自分の性格とか表現の仕方が織り込まれていて、この役は俺しかいないなと思いました。ドラマや映画は“ヒューマニズム”なくしてはありえない。この作品はそれがよく描かれていて、とてもやりがいを感じます」と脚本の面白さを語った。
また、第3話までの撮影で印象に残っているシーンはという質問に、三上は「登場人物全員が立体的に描かれているので、どのシーンも、どなたとのシーンも面白いです。自分が出てないシーンも撮影を見に行ってしまうほど」と答え、意気込みを感じさせた。
三上と柳葉は、1988年放送のトレンディードラマの元祖「君の瞳をタイホする!」以来、20年ぶりの共演となるという。「プライベートでも仲はいいですよ」と報道陣に念を押すように話す二人の真剣勝負にも期待がかかる。
「パンドラ」は4月6日(日)22時よりWOWOWにて放送。全8話。第1話はノンスクランブル無料放送。出演は、三上博史、柳葉敏郎、小西真奈美、谷村美月、山本耕史、小野武彦、平田満、國村隼ほか。
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