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『少林サッカー』のチャウ・シンチーからのプレゼントに夕張の子どもたち大喜び！
2008年03月25日 23時33分 [洋画]
大喜びのこどもたち

3月23日に閉幕した「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2008」。最終日の前日、『カンフーハッスル』『少林サッカー』で名を知られるチャウ・シンチーの最新監督作『ミラクル7号』が日本で最速上映された。この上映には、夕張市の財政状況を聞いたチャウ自身が、「是非、ゆうばりの子どもたちを上映に招待したい」を要請し、廃校になる幌南小学校の全生徒25名が招待され、会場となった市民会館大ホールには、子どもたちの歓声と笑い声が響き渡る上映となった。

今回の上映には、チャウ本人が立ち会うことはできなかったが、代わりに「人生には大変な時もありますが、『ミラクル7号』の主人公ディッキーの様に、勇気を出して元気で過ごしてほしいと願っています。映画を楽しんでください。がんばれ！」という熱いチャウからのビデオメッセージが上映された。これを受け、「嬉しかった。自分達だけでなく、みんなにとっても嬉しいと思う」という参加した小学生からのコメントも。　

映画『ミラクル7号』は、超貧乏親子の小学生・ディッキーと、父親のティーが、ある日ゴミ捨て場で謎の物体＝地球外生命体を拾ってきたことから起こる大騒動と感動の作品。上映後は、「すごくおもしろかった！」「ミラクル7号ほしい！」と、明るい笑顔で大満足の様子。エンドロールでは拍手も巻き起こり、チャウ・シンチーからの心温まる贈りものに、夕張の子どもたちも笑顔いっぱいになった。

『ミラクル7号』
6月28日（土）より、シネマスクエアとうきゅうほか全国ロードショー

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