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最新作から映画史に輝く傑作まで網羅した「イタリア映画祭2008」が開催決定
2008年03月31日 15時10分 [映画祭]
『8 1/2』

日本未公開のイタリア映画ばかりを上映する映画ファン恒例のイベント「イタリア映画祭2008」が今年も5月1日(木)から6日(火・休)まで東京・有楽町朝日ホールにて開催される。今年は2006年以降に製作された新作11本が上映されるほか、短編映画の上映や、映画史に名を残す傑作『8 1/2』の上映も予定されるなど、例年になく豪華な内容で多くの観客を集めそうだ。

今年、本映画祭で上映されるのは『聖なる酔っぱらいの伝説』で知られるエルマンノ・オルミ監督が、哲学科の大学教授が全てを投げ捨て、自然や住民たちと交流を図りながら豊かに生きる姿を描く『百本の釘』や、本映画祭の常連であるカルロ・マッツァクラーティ監督が男女の三角関係の変化を絶妙なタッチで綴る『まなざしの長さをはかって』、そして、名匠タヴィアーニ兄弟が第一次世界大戦中に起こったアルメニア人虐殺を描く衝撃作『ひばり農園』など11本の長編と4本の短編映画。

また、プレミア上映としてイタリア絵画の巨匠カラヴァッジョの生涯を名カメラマン、ヴィットリオ・ストラーロの映像で綴る大河ドラマ『カラヴァッジョ(原題)』と、フェデリコ・フェリーニが1963年に製作した傑作『8 1/2』が上映される。『8 1/2』は映画製作に悩む映画監督が、現実と奇妙な幻想の間をさまよう物語。フェリーニ作品の中でも最も人気の高い作品のひとつとして、世界中の映画ファンから愛され続ける傑作だが、長らくDVD化されず、上映希望の声が挙がっていた。そこでこの度、2003年のカンヌ映画祭で開催されたフェリーニ回顧上映のために復元されたニュープリント版での上映が決定。映画ファン必見の一夜となることは間違いない。

これまでも『輝ける青春』や『イタリア的、恋愛マニュアル』など、本映画祭をきっかけに一般公開される作品も多く、年々、本映画祭の認知度、役割は大きくなりつつある。ヨーロッパ映画が好きな人も、これまでイタリア映画を観たことのない人もこの機会に足を運んでみてはどうだろうか。

「イタリア映画祭2008」
2008年5月1日(木)から6日(火・休)まで
東京・有楽町朝日ホールにて開催

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